• 検索結果がありません。

有価証券報告書 | IRライブラリ | 株主・投資家情報 | マネックスグループ株式会社

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2018

シェア "有価証券報告書 | IRライブラリ | 株主・投資家情報 | マネックスグループ株式会社"

Copied!
118
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

【表紙】

【提出書類】 有価証券報告書

【根拠条文】 金融商品取引法第24条第1項

【提出先】 関東財務局長

【提出日】 2014年6月23日

【事業年度】 第10期(自 2013年4月1日 至 2014年3月31日)

【会社名】 マネックスグループ株式会社

【英訳名】 Monex Gr oup, I nc .

【代表者の役職氏名】 代表執行役 松本 大

【本店の所在の場所】 東京都千代田区麹町二丁目4番地1

【電話番号】 03(4323)8698(代表)

【事務連絡者氏名】 執行役員 経営管理部長 蓮尾 聡

【最寄りの連絡場所】 東京都千代田区麹町二丁目4番地1

【電話番号】 03(4323)8698(代表)

【事務連絡者氏名】 執行役員 経営管理部長 蓮尾 聡

【縦覧に供する場所】 株式会社東京証券取引所

(東京都中央区日本橋兜町2番1号)

(2)

第一部【企業情報】

第1【企業の概況】

1【主要な経営指標等の推移】

( 1) 連結経営指標等

回次

IFRS

移行日 第8期 第9期 第10期

決算年月

2011年 4月1日

2012年3月 2013年3月 2014年3月

営業収益 (百万円) − 30, 569 36, 090 54, 722

税引前利益 (百万円) − 2, 668 6, 998 16, 895

親会社の所有者に帰属 する当期利益

(百万円) − 1, 028 3, 901 10, 354

親会社の所有者に帰属 する当期包括利益

(百万円) − 5, 793 4, 738 10, 622

親会社の所有者に帰属 する持分

(百万円) 73, 802 75, 558 79, 667 80, 701

総資産額 (百万円) 359, 093 526, 729 682, 193 929, 431 1株当たり親会社所有

者帰属持分

(円) 23, 086. 21 25, 212. 86 265. 84 280. 52 親会社の所有者に帰属

する基本的1株当たり 当期利益

(円) − 337. 95 13. 02 35. 76

親会社の所有者に帰属 する希薄化後1株当た り当期利益

(円) − − − −

親会社所有者帰属持分 比率

(%) 20. 6 14. 3 11. 7 8. 7

親会社所有者帰属持分 当期利益率

(%) − 1. 4 5. 0 12. 9

株価収益率 (倍) − 53. 6 29. 1 11. 2

営業活動によるキャッ シュ・フロー

(百万円) − 3, 931 △20, 510 △ 8, 256 投資活動によるキャッ

シュ・フロー

(百万円) − △ 25, 361 401 5, 960

財務活動によるキャッ シュ・フロー

(百万円) − 26, 281 30, 395 35, 998

現金及び現金同等物の 期末残高

(百万円) 33, 538 38, 674 50, 140 84, 855

従業員数 (人) 321 845 917 992

  ( 29) ( 15) ( 20) ( 39)

(注)1.営業収益には消費税等は含まれていません。

2.第9期より、国際会計基準(以下、I FRS)により連結財務諸表を作成しています。また、第8期及び移行日 のI FRSに基づいた経営指標等もあわせて記載しています。

3.親会社の所有者に帰属する希薄化後1株当たり当期利益は、潜在株式が存在していないため記載していませ ん。

4.2013年10月1日を効力発生日として、当社普通株式1株につき100株の割合で株式分割を行いましたが、第 9期の期首に当該株式分割が行われたと仮定し、1株当たり親会社所有者帰属持分、親会社の所有者に帰属 する基本的1株当たり当期利益を算定しています。

5.従業員は就業人員であり、( )内に派遣従業員の期末人員を外数で記載しています。

(3)

回次

日本基準

第6期 第7期 第8期 第9期

決算年月 2010年3月 2011年3月 2012年3月 2013年3月

営業収益 (百万円) 22, 499 25, 227 32, 292 37, 389

純営業収益 (百万円) 19, 921 22, 589 29, 054 33, 557

経常利益 (百万円) 4, 479 4, 990 2, 373 2, 235

当期純利益 (百万円) 3, 776 1, 992 1, 422 5, 747

包括利益 (百万円) − 1, 640 5, 479 8, 387

純資産額 (百万円) 66, 310 71, 025 72, 459 79, 989

総資産額 (百万円) 374, 688 365, 730 535, 663 693, 224 1株当たり純資産額 (円) 22, 139. 55 22, 154. 32 24, 093. 09 26, 691. 48 1株当たり当期純利益金

(円) 1, 527. 41 647. 82 467. 45 1, 917. 82 潜在株式調整後1株当た

り当期純利益金額

(円) − − − −

自己資本比率 (%) 17. 7 19. 4 13. 5 11. 5

自己資本利益率 (%) 7. 1 2. 9 2. 0 7. 5

株価収益率 (倍) 30. 1 29. 9 38. 7 19. 8

営業活動によるキャッ シュ・フロー

(百万円) △ 5, 198 4, 288 5, 696 △20, 488 投資活動によるキャッ

シュ・フロー

(百万円) 4, 201 △ 2, 087 △26, 839 △132 財務活動によるキャッ

シュ・フロー

(百万円) △ 9, 026 2, 232 26, 281 30, 395 現金及び現金同等物の期

末残高

(百万円) 29, 306 33, 764 39, 185 50, 140

従業員数 (人) 390 321 845 917

  ( 69) ( 29) ( 15) ( 20)

(注)1.営業収益には消費税等は含まれていません。

2.第9期日本基準については、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査を受けていません。 3.潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、潜在株式が存在していないため記載していません。 4.従業員は就業人員であり、( )内に派遣従業員の期末人員を外数で記載しています。

(4)

( 2) 提出会社の経営指標等

回次 第6期 第7期 第8期 第9期 第10期

決算年月 2010年3月 2011年3月 2012年3月 2013年3月 2014年3月

営業収益 (百万円) 6, 655 3, 155 4, 982 5, 002 10, 767

経常利益 (百万円) 4, 767 1, 318 2, 820 2, 877 8, 458

当期純利益 (百万円) 5, 243 1, 373 2, 764 2, 498 9, 434

資本金 (百万円) 8, 800 10, 393 10, 393 10, 393 10, 393

発行済株式総数 (株) 2, 991, 120 3, 196, 805 2, 996, 805 2, 996, 805 287, 680, 500

純資産額 (百万円) 66, 297 70, 582 72, 716 73, 065 71, 314

総資産額 (百万円) 76, 546 76, 873 94, 759 102, 593 104, 052 1株当たり純資産額 (円) 22, 164. 64 22, 079. 09 24, 264. 53 243. 81 247. 90 1株当たり配当額

(円)

700. 00 500. 00 200. 00 410. 00 18. 00 (うち1株当たり中間

配当額)

( 400. 00) ( 300. 00) ( 100. 00) ( 110. 00) ( 11. 00) 1株当たり当期純利益

金額

(円) 2, 120. 87 446. 61 908. 45 8. 34 32. 59 潜在株式調整後1株当

たり当期純利益金額

(円) − − − − −

自己資本比率 (%) 86. 6 91. 8 76. 7 71. 2 68. 5

自己資本利益率 (%) 10. 0 2. 0 3. 9 3. 4 13. 1

株価収益率 (倍) 21. 7 43. 4 19. 9 45. 4 12. 3

配当性向 (%) 33. 0 112. 0 22. 0 49. 2 55. 2

従業員数 (人) 32 38 29 28 30

  ( 5) ( 2) ( −) ( 3) ( 3)

(注)1.営業収益には消費税等は含まれていません。

2.潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、潜在株式が存在しないため記載していません。 3.2013年10月1日を効力発生日として、当社普通株式1株につき100株の割合で株式分割を行いましたが、第

9期の期首に当該株式分割が行われたと仮定し、1株当たり純資産額、1株当たり当期純利益金額を算定し ています。

4.第10期の1株当たり配当額及び1株当たり中間配当額については、株式分割後の金額を記載しており、実際 の1株当たり中間配当額は1, 100円となります。

5.従業員は就業人員であり、( )内に派遣従業員の期末人員を外数で記載しています。

(5)

2【沿革】

2004年3月 マネックス証券株式会社及び日興ビーンズ証券株式会社(以下、「両社」)が共同で持株会 社を設立し、両社経営を統合することにつき合意

2004年8月 両社の共同持株会社として、当社を設立

当社の普通株式を東京証券取引所(マザーズ市場)に上場

2004年10月 マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社(子会社)を設立

2005年5月 マネックス証券株式会社(子会社)と日興ビーンズ証券株式会社(子会社)は合併し、商号 をマネックス・ビーンズ証券株式会社(子会社)に変更

2005年9月 当社の普通株式を東京証券取引所市場第一部に上場 WR Hambr ec ht & Co J apan株式会社(関連会社)を設立

2005年11月 マネックス・ビジネス・インキュベーション株式会社(子会社)を設立 株式会社マネックス・ユニバーシティ(子会社)を設立

2005年12月 マネックス・ビーンズ証券株式会社(子会社)は商号をマネックス証券株式会社に変更 2006年4月 トレード・サイエンス株式会社(関連会社)を設立

2007年8月 米国に現地法人MBH Amer i c a, I nc . (子会社)を設立

2007年9月 WR Hambr ec ht & Co J apan株式会社の株式を追加取得し子会社化

2007年11月 WR Hambr ec ht & Co J apan株式会社は商号をWRハンブレクトジャパン株式会社に変更 2008年4月 トウキョウフォレックス株式会社の株式を取得し子会社化

2008年6月 トウキョウフォレックス株式会社は商号を株式会社マネックスFXに変更

2008年7月 マネックス・ビーンズ・ホールディングス株式会社は商号をマネックスグループ株式会社に 変更

2008年7月 トレード・サイエンス株式会社の株式を追加取得し完全子会社化 2010年1月 株式交換により、オリックス証券株式会社を完全子会社化

2010年2月 WRハンブレクトジャパン株式会社は商号をマネックス・ハンブレクト株式会社に変更 2010年5月 マネックス証券株式会社(子会社)とオリックス証券株式会社(子会社)はマネックス証券

株式会社を存続会社として合併

2010年12月 BOOMグループ合併準備合同会社との合併により、Boom Spec i al Li mi t ed及びBOOM証券グルー プを完全子会社化

2011年2月 Boom Spec i al Li mi t edは商号をMonex I nt er nat i onal Li mi t edに変更

マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社(子会社)とあすかコモディティ インベストメンツ株式会社はマネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社を存 続会社として合併

2011年6月 Tr adeSt at i on Gr oup, I nc . の全株式を取得し完全子会社化

2011年11月 I BFX Hol di ngs , LLCの持分をTr adeSt at i on Gr oup, I nc . (子会社)が取得し子会社化 2012年3月 Tr adeSt at i on Gr oup, I nc . (子会社)がMBH Amer i c a, I nc . (子会社)を吸収合併 2012年8月 ソニーバンク証券株式会社の全株式を取得し完全子会社化

2012年8月 マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社(子会社)の当社持分全てをアス トマックス株式会社(現アストマックス・トレーディング株式会社)に譲渡

2013年1月 マネックス証券株式会社(子会社)とソニーバンク証券株式会社(子会社)はマネックス証 券株式会社を存続会社として合併

2013年4月 株式会社マネックスFX(子会社)の顧客口座及び関連する外国為替証拠金取引サービス事 業等をマネックス証券株式会社(子会社)が吸収分割により承継

2013年6月 委員会設置会社に移行

(6)

3【事業の内容】

 当社グループは、オンライン証券ビジネスを主要な事業とし、FXビジネス、M&Aアドバイザリーサービスなどの事 業を、日本、米国及び中国(香港)に主要な拠点を有し展開しています。

 当連結会計年度末のグループの構成は、持株会社であるマネックスグループ株式会社(当社)、子会社24社及び関 連会社3社です。オリックス株式会社(東京都港区)は保有する当社株式の一部を2013年5月に売却しており、その 他の関係会社でなくなりました。

 また、2014年4月に株式会社静岡銀行と資本業務提携契約を締結し、その結果、同行はオリックス株式会社が保有 する当社株式のすべてを取得して、当社の主要株主及びその他の関係会社となりました。

 なお、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当してお り、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断すること になります。

 次の3部門は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 連結財務諸表注記」に掲げるセグメ ント区分と同一です。

(1)「日本」 日本における総合金融サービスの提供を主たる業務としています。

(2)「米国」 米国、欧州、豪州における総合金融サービスの提供を主たる業務としています。 (3)「中国」 香港における証券取引サービスの提供を主たる業務としています。

[事業系統図]

 以上述べた事項を事業系統図として示すと、次のとおりです。

(7)

4【関係会社の状況】

( 1) 連結子会社

名称 住所

資本金 又は出資金 (百万円)

主要な事業の内容

議決権の所有 割合(%)

関係内容

マネックス証券株式会社 (注)1、5

東京都千代田区 12, 200 金融商品取引業 100. 0 役員の兼任等

株式会社マネックスFX (注)1

東京都中央区 1, 800

FX取引及びその付帯関 連業務

100. 0

役員の兼任、 債務保証等 マネックス・ハンブレク

ト株式会社

東京都港区 113

M&Aアドバイザリー サービス、OpenI PO事 業の調査研究

100. 0 役員の兼任等

トレード・サイエンス 株式会社

東京都千代田区 91 投資助言・代理業 100. 0 役員の兼任等

Tr adeSt at i on Gr oup, I nc . (注)1

アメリカ合衆国 フロリダ州

515千 米ドル

中間持株会社(米国) 100. 0

役員の兼任、 債務保証等 Tr adeSt at i on

Sec ur i t i es , I nc . (注)2、5

アメリカ合衆国 フロリダ州

100米ドル 金融商品取引業

100. 0 ( 100. 0)

役員の兼任等

I BFX, I nc . (注)2

アメリカ合衆国 フロリダ州

1千米ドル 金融商品取引業

100. 0 ( 100. 0)

役員の兼任等 Tr adeSt at i on

Tec hnol ogi es , I nc . (注)2

アメリカ合衆国 フロリダ州

100米ドル

金融関連のシステム開 発業

100. 0 ( 100. 0)

役員の兼任等

Monex I nt er nat i onal Li mi t ed(注)1

中華人民共和国 香港特別行政区

26百万 米ドル

中間持株会社(香港) 100. 0 役員の兼任等

Monex Boom Sec ur i t i es ( H. K. ) Li mi t ed (注)2

中華人民共和国 香港特別行政区

80百万 香港ドル

金融商品取引業

100. 0 ( 100. 0)

役員の兼任、 債務保証等

その他14社

( 2) 持分法適用関連会社

名称 住所

資本金 又は出資金 (百万円)

主要な事業の内容

議決権の所有 割合(%)

関係内容

有限会社トライアングル パートナーズ(注)3

東京都千代田区 3

匿名組合の持分の募集 及び管理

匿名組合契約 に基づく出資 アストマックス株式会社

(注)3、4

東京都品川区 2, 005 持株会社 15. 0 役員の兼任等

その他1社

(注)1.特定子会社です。

   2.議決権の所有割合の( )内は、間接所有割合です。

   3.持分は100分の20未満ですが、実質的な影響力を有しているため関連会社としたものです。    4.有価証券報告書の提出会社です。

(8)

   5.営業収益(連結会社相互間の内部収益を除く。)の連結営業収益に占める割合が10%を超えている各社の主 要な損益情報等は次のとおりです。

 マネックス証券 株式会社

Tr adeSt at i on Sec ur i t i es , I nc .

 営業収益 35, 864百万円 13, 000百万円

 税引前利益 14, 261百万円 179百万円

 当期利益 8, 809百万円 78百万円

 資本合計 52, 280百万円 8, 082百万円

 資産合計 522, 508百万円 332, 380百万円

5【従業員の状況】

( 1) 連結会社の状況

2014年3月31日現在

セグメントの名称 従業員数(人)

日本 305

米国 616

中国 71

合計 992

(注)上記のほか、セグメント区分「日本」において派遣従業員39人が勤務しています。

( 2) 提出会社の状況

2014年3月31日現在

従業員数(人) 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(円)

30( 3) 38. 3 5. 0 9, 254, 517

(注)1.従業員は就業人員であり、( )内に派遣従業員の期末人員を外数で記載しています。    2.提出会社の従業員数はセグメント区分「日本」におけるものです。

   3.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでいます。

( 3) 労働組合の状況

当社グループにおいて労働組合は結成されていませんが、労使関係は良好です。

(9)

第2【事業の状況】

1【業績等の概要】

( 1) 業績

 当社グループ(当社及び連結子会社)は、オンライン証券ビジネスを主要な事業として、日本、米国及び中国(香 港)に主要な拠点を有し展開しています。

(連結)      (単位:百万円) 前連結会計年度

(2013年3月期)

当連結会計年度 (2014年3月期)

増減 増減率

営業収益 36, 090 54, 722 18, 633 51. 6%増

収益合計 42, 740 57, 086 14, 346 33. 6%増

販売費及び一般管理費 30, 359 34, 981 4, 622 15. 2%増

費用合計 35, 742 40, 191 4, 449 12. 4%増

税引前利益 6, 998 16, 895 9, 896 141. 4%増

法人所得税費用 3, 091 6, 539 3, 447 111. 5%増

当期利益 3, 907 10, 356 6, 449 165. 1%増

親会社の所有者に帰属する当期利益 3, 901 10, 354 6, 453 165. 4%増

 当連結会計年度(2013年4月1日から2014年3月31日まで)の世界経済は、新興国では停滞感が目立ったものの先 進国の景気は堅調さを維持しました。米国では金融危機からの正常化の過程で、FRB(連邦準備制度理事会)がテー パリング(量的金融緩和の縮小)に踏み出しましたが、NYダウ平均は史上最高値を更新しました。日本ではいわゆる 「アベノミクス」と称される経済政策のなかで円安株高が進みました。一方、新興国の一部ではテーパリングの影響 による資金流出を受け、株価と為替が動揺する事態も見られました。

 当連結会計年度は、日本の株式市場の売買代金が増えたことにより受入手数料が33, 542百万円(前連結会計年度比 64. 7%増)と伸びたことから、営業収益は54, 722百万円(同51. 6%増)に増加しました。また、有価証券投資の売却 等が前連結会計年度比で減少したことにより、その他の金融収益が2, 305百万円(同52. 5%減)となりました。さら に、その他の収益が59百万円(同96. 7%減)と大きく減少しましたがその理由は前連結会計年度に企業結合に伴う負 ののれん発生益を計上していたためです。その結果、収益合計は57, 086百万円(同33. 6%増)となりました。  一方、販売費及び一般管理費は、日本の株式取引が増えたことによる取引関係費の増加、及びシステム関連費用の 増加等により、34, 981百万円(同15. 2%増)となりました。また、その他の費用は439百万円(同85. 4%減)と大き く減少しましたがその理由は前連結会計年度に米国セグメントにおけるのれんの減損損失を計上したためです。その 結果、費用合計は40, 191百万円(同12. 4%増)となりました。

 以上の結果、税引前利益は16, 895百万円(同141. 4%増)、当期利益は10, 356百万円(同165. 1%増)となりまし た。また、非支配持分を除いた親会社の所有者に帰属する当期利益は10, 354百万円(同165. 4%増)となりました。

セグメント別の状況は次のとおりです。

(日本)      (単位:百万円) 前連結会計年度

(2013年3月期)

当連結会計年度 (2014年3月期)

増減 増減率

営業収益 24, 151 38, 311 14, 160 58. 6%増

金融費用 878 1, 851 973 110. 8%増

販売費及び一般管理費 16, 510 19, 173 2, 663 16. 1%増

その他の収益費用(純額) 6, 089 2, 210 △ 3, 879 63. 7%増

持分法による投資損益 36 0 △36 99. 5%増

セグメント利益又は損失(△ ) (税引前利益又は損失(△ ))

12, 888 19, 497 6, 609 51. 3%増

 当連結会計年度の国内経済は、日本銀行による「量的・質的金融緩和」の導入や安倍内閣による財政政策の実施、 さらに、2020年の東京オリンピック開催が決定したこと等から景況感や消費者の購買意欲が大きく改善しました。生 鮮食品を除く消費者物価指数(コアCPI )が前年比プラス圏に上昇するなど、デフレ脱却に向けて進展がみられまし た。日経平均株価は春先から大きく上昇し、調整を挟んで2013年12月に高値16, 291円をつけました。2014年に入ると

(10)

 このような環境の下、マネックス証券株式会社においては株式委託売買代金が増加し、当連結会計年度の1営業日 平均株式委託売買代金は974億円(同117. 1%増)となりました。株式取引の増加により受入手数料は23, 940百万円 (同84. 4%増)、金融収益が8, 485百万円(同44. 4%増)、さらにFX取引の増加によりトレーディング損益が5, 748百 万円(同11. 2%増)となったことなどから、営業収益は38, 311百万円(同58. 6%増)となりました。

 一方、販売費及び一般管理費は、取引増加により取引関係費などの変動費、及びシステム関連費用が増加した結 果、19, 173百万円(同16. 1%増)となりました。

 また、その他の収益費用(純額)2, 210百万円には、ライフネット生命保険株式会社株式の売却益2, 288百万円が含 まれています。

 以上の結果、セグメント利益(税引前利益)は19, 497百万円(同51. 3%増)となりました。

(米国(欧州、豪州を含む))      (単位:百万円) 前連結会計年度

( 2013年3月期)

当連結会計年度 ( 2014年3月期)

増減 増減率

営業収益 11, 727 16, 062 4, 335 37. 0%増

金融費用 1, 593 2, 818 1, 225 76. 9%増

販売費及び一般管理費 13, 423 15, 290 1, 867 13. 9%増

その他の収益費用(純額) △ 2, 485 △342 2, 143 −

セグメント利益又は損失(△ ) (税引前利益又は損失(△ ))

△ 5, 775 △ 2, 388 3, 386 −

 米ドルの対円レート(期中平均)は前連結会計年度比で約20%円安となった結果、当セグメントの業績はその影響 を大きく受けています。

 当連結会計年度の米国経済は、量的金融緩和政策の効果等により経済環境が着実に改善し、労働市場や個人消費な どの一部の経済指標は金融危機前の水準を回復しました。堅調な経済の回復を受け、FRBは量的金融緩和政策の段階 的な縮小を開始しました。株式市場は大きく上昇、NYダウ平均は2013年12月に史上最高値となる16, 576ドルに達しま した。2014年に入ると調整する場面もありましたが再び最高値に迫り、3月末のNYダウ平均は16, 457ドルとなりまし た。

 このような環境の下、新たな収益源獲得に向けた取り組みとしてアクティブトレーダー向けに新たな手数料体系を 提供するなどの施策を実施したことにより、米国セグメントにおける当連結会計年度のDARTs (Dai l y

Aver ageRevenue Tr ades の略称で、1営業日当たりの収益を伴う約定もしくは取引の件数)は175, 319件(同3. 4% 増)となり、受入手数料が9, 298百万円(同29. 6%増)となりました。また、金融収益が株券貸借取引の拡大により 4, 169百万円(同73. 0%増)、トレーディング損益がFX取引の流動性統合による収益性向上により2, 263百万円(同 25. 5%増)となったこと等から、営業収益は16, 062百万円(同37. 0%増)となりました。

 一方、販売費及び一般管理費は、米ドルベースでは5. 2%減少したものの円安ドル高の影響により為替換算後では 増加し15, 290百万円(同13. 9%増)となり、その他の収益費用(純額)等を含めたセグメント損失(税引前損失)は 2, 388百万円(前連結会計年度は5, 775百万円のセグメント損失)となりました。

(中国)      (単位:百万円) 前連結会計年度

(2013年3月期)

当連結会計年度 (2014年3月期)

増減 増減率

営業収益 387 585 198 51. 1%減

金融費用 1 3 2 138. 7%減

販売費及び一般管理費 475 710 235 49. 4%増

その他の収益費用(純額) △18 △10 8 −

セグメント利益又は損失(△ ) (税引前利益又は損失(△ ))

△107 △138 △31 −

 香港ドルの対円レート(期中平均)は前連結会計年度比で約20%円安となった結果、当セグメントの業績はその影 響を大きく受けています。

 当連結会計年度の香港経済は、中国が経済成長よりも経済・社会の構造改革を優先する姿勢を打ち出したことや米 国のテーパリング実施などの一時的な逆風にさらされたこともあって、年率3%未満の成長にとどまりました。ま た、高騰が続く不動産価格の規制問題が期を通じて株式市場の不透明要因としてくすぶりつづけました。ハンセン指 数は22, 000ポイントを挟んで上下に約2, 000ポイント振れ、年度を通して横ばいの動きとなりました。

(11)

 中国セグメントにおける当連結会計年度のDARTs は1, 342件(同29. 4%増)となった結果、受入手数料は368百万 (同56. 2%増)、営業収益は585百万円(同51. 1%増)となりました。

 一方、中国本土の顧客獲得を目指す新会社が営業を開始したことなどにより、販売費及び一般管理費は710百万円 (同49. 4%増)と増加し、セグメント損失(税引前損失)は138百万円(前連結会計年度は107百万円のセグメント損 失)となりました。

(当連結会計年度における当社グループにおける具体的な取り組み)  ① グローバル・ビジョンについて

 「グローバル・ビジョン」は当社グループが2012年3月期より実行している中長期事業戦略です。グループ内製の グローバル取引プラットフォームおよび差別化された商品・サービスを個人投資家に提供することで中長期の収益を 増大させること、並びにグループ内でシステムを開発し、システム関連費用等の固定的費用を削減することを目指し ています。

 当連結会計年度においては、各開発プロジェクトの実行により、前連結会計年度比で費用が増加していますが、 2018年3月期の「グローバル・ビジョン」の最終年度に向けて、固定的費用の削減計画は着実に進んでいます。  当連結会計年度でのTr adeSt at i on Sec ur i t i es , I nc . 及びTr adeSt at i onTec hnol ogi es , I nc . とマネックス証券株式 会社の協働により、2013年5月に新・投資情報サービス「MONEX I NSI GHT(マネックス インサイト)」及び同年8月 にFX新サービス「マネックスMT4」の提供を開始したこと、同年12月に米国株取引において特定口座の利用を可能に したこと、2014年2月に米国株取引プラットフォーム「トレードステーション」の提供を開始したことが挙げられま す。

 ② 日本セグメントのビジネスについて

 マネックス証券株式会社において、新・投資情報サービスおよびFX新サービスの提供開始、米国株取引プラット フォームの提供開始、並びに2013年12月から取引を開始したNI SA(日本版少額投資非課税制度)を活用した資産形成 の提案などを実行してまいりました。また、新規公開(I PO)株式の引受の営業を強化した結果、引受幹事団への参 入率が前連結会計年度に比べて増加しました。

 なお、マネックス証券株式会社の基幹システムを2017年3月期に入れ替えるための開発プロジェクトが開始されて おり、当連結会計年度は、前連結会計年度比でシステム関連費用等のコストが増加しています。

 ③ 米国セグメントのビジネスについて

 Tr adeSt at i onSec ur i t i es , I nc . は、当連結会計年度において、新たな収益源獲得に向けた取り組みを行いまし た。具体的には、オプション取引における取引単位の大きい顧客向けの新手数料体系「Opt i on Fl at Fee(オプショ ン フラット フィー)」の提供開始、流動性の供給・吸収に応じ、取引所等から提供されるリベートや取引費用を手 数料体系に加減する、特別手数料体系「Unbandl edPr i c i ng(アンバンドルドプライシング)」の提供開始、並びに 「Tr adi ng App St or e

TM

(トレーディングアップストア)」の提供を開始したことが挙げられます。

 また、Bt oBビジネスの成果として、韓国最大級の金融グループである新韓金融グループに属する新韓金融投資とラ イセンス契約を締結しました。これにより、今後、新韓金融グループの顧客は最新版トレーディングプラットフォー ム「トレードステーション」を利用し、韓国市場での株式および先物の取引が可能となります。

(12)

( 2) キャッシュ・フロー

(連結)       (単位:百万円) 前連結会計年度

(2013年3月末)

当連結会計年度 (2014年3月末)

増減 営業活動によるキャッシュ・フロー △20, 510 △ 8, 256 12, 255

投資活動によるキャッシュ・フロー 401 5, 960 5, 559

財務活動によるキャッシュ・フロー 30, 395 35, 998 5, 604

現金及び現金同等物の期末残高 50, 140 84, 855 34, 715

 当連結会計年度のキャッシュ・フローは営業活動による支出8, 256百万円(前連結会計年度は20, 510百万円の支 出)、投資活動による収入5, 960百万円(同401百万円の収入)及び財務活動による収入35, 998百万円(同30, 395百万 円の収入)でした。この結果、当連結会計年度末の現金及び現金同等物は84, 855百万円(前連結会計年度末比34, 715 百万円増)となりました。

 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 ( 営業活動によるキャッシュ・フロー)

 当連結会計年度における営業活動のために支出した資金は、8, 256百万円になりました。

 受入保証金及び預り金の増加により67, 582百万円、有価証券担保貸付金及び有価証券担保借入金の増減により 8, 886百万円の資金を取得する一方、信用取引資産及び信用取引負債の増減により32, 180百万円、預託金及び金銭の 信託の増加により62, 900百万円の資金を使用しました。

( 投資活動によるキャッシュ・フロー)

 当連結会計年度における投資活動により取得した資金は、5, 960百万円となりました。

 有価証券投資等の売却及び償還により23, 458百万円の資金を取得する一方、有価証券投資等の取得により12, 771百 万円、無形資産の取得により4, 026百万円の資金を使用しました。

 ( 財務活動によるキャッシュ・フロー)

 当連結会計年度における財務活動により取得した資金は、35, 998百万円となりました。

 長期借入債務の調達により87, 516百万円の資金を取得する一方、短期借入債務の増減により14, 403百万円、長期借 入債務の返済及び償還により27, 500百万円、自己株式の取得により5, 514百万円、配当金の支払により4, 053百万円の 資金を使用しました。

(13)

( 3) I FRSにより作成した連結財務諸表における主要な項目と連結財務諸表規則(第7章及び第8章を除く)により 作成した場合の連結財務諸表におけるこれらに相当する項目との差異に関する事項

 前連結会計年度  ① のれんの償却

 日本基準では合理的に見積もられたのれんの効果が及ぶ期間にわたって定額法によりのれんを償却しますが、I FRS では企業結合により発生したのれんは、償却せずに毎期減損テストを行います。また日本基準で負債として認識し、 毎期規則的に償却していた負ののれんは、I FRSでは移行日において利益剰余金に振替えています。I FRSにおいてのれ んを償却しないことにより、I FRSにおける当期利益は、日本基準に比べて1, 324百万円増加しています。また、I FRS においてのれんの減損を認識したことにより、I FRSにおける当期利益は、日本基準に比べて2, 524百万円減少してい ます。

 ② 特別法上の準備金

 日本基準における金融商品取引責任準備金は、報告日において存在していない将来起こりうる損失に対して認識し ており、I FRSでの負債の認識要件を満たしていないためI FRSでは認識していません。日本基準で計上した金融商品取 引責任準備金の戻入益をI FRS上で取消したことにより、I FRSにおける当期利益は、日本基準に比べて209百万円減少 しています。

 ③ 非上場の持分金融商品

 日本基準では、非上場の持分金融商品を原則として取得原価で測定していますが、I FRSでは原則として公正価値に より測定しています。日本基準で認識しなかったその他の包括利益をI FRSにおいて計上したことにより、I FRSにおけ るその他の包括利益は、日本基準に比べて1, 477百万円減少しています。

 当連結会計年度  ① のれんの償却

 日本基準では合理的に見積もられたのれんの効果が及ぶ期間にわたって定額法によりのれんを償却しますが、I FRS では企業結合により発生したのれんは、償却せずに毎期減損テストを行います。また日本基準で負債として認識し、 毎期規則的に償却していた負ののれんは、I FRSでは移行日において利益剰余金に振替えています。I FRSにおいてのれ んを償却しないことにより、I FRSにおける当期利益は、日本基準に比べて1, 265百万円増加しています。

 ② 特別法上の準備金

 日本基準における金融商品取引責任準備金は、報告日において存在していない将来起こりうる損失に対して認識し ており、I FRSでの負債の認識要件を満たしていないためI FRSでは認識していません。日本基準で計上した金融商品取 引責任準備金の繰入をI FRS上で取消したことにより、I FRSにおける当期利益は、日本基準に比べて471百万円増加し ています。

 ③ 非上場の持分金融商品

 日本基準では、非上場の持分金融商品を原則として取得原価で測定していますが、I FRSでは原則として公正価値に より測定しています。日本基準で認識しなかったその他の包括利益をI FRSにおいて計上したことにより、I FRSにおけ るその他の包括利益は、日本基準に比べて60百万円減少しています。

(14)

2【生産、受注及び販売の状況】

 金融商品取引業を営む会社を中心とする企業集団であるため、「生産、受注及び販売の状況」は該当する情報がな いので記載していません。

3【対処すべき課題】

( 1) グローバルな経営管理体制のさらなる強化

 当社グループはオンライン証券業を中心とした事業の拡大・成長を通じて企業価値を最大化することを目指してお り、その一環としてグローバル展開を進めています。2014年3月現在、日本、米国及び中国(香港)などに個人投資 家向けオンライン証券の事業基盤を有しています。グループの業容が拡大し、また、事業拠点及び従業員数が増加し ているため、グローバルな経営管理体制のさらなる強化は、取り組むべき優先順位の最も高い課題です。当社グルー プは、事業の計数、組織及び人材を適切にマネジメントすることで、各地域及び各事業の競争力を高めることを目指 すとともに、グローバルなリスク管理体制、及びリスクに対応する内部統制システムの一層の強化にも取り組んでい ます。

( 2) 収益基盤の多様化

 当連結会計年度の連結営業収益に占める日本セグメントの割合は約70%であり、当社グループにおける収益の大部 分は日本セグメントからの収益です。当社グループは一地域の収益に依存しない収益基盤を構築することを課題と捉 えており、事業ポートフォリオの地域分散及びグローバル化を進めています。事業を展開するそれぞれの地域におい て個人投資家の顧客基盤の拡大に取り組んでいますが、今後は、米国及び中国(香港)において個人投資家の顧客数 を増加させることが事業を成長させるうえで重要であると捉えています。

当社グループの主要な事業である個人投資家向けのオンライン証券業は、顧客である個人投資家による売買が株式 の市場動向に左右され、その影響を大きく受けるビジネスです。そのため当社グループは顧客の株式取引から得る収 益のみに依存しない収益構造を構築するために、FXビジネスのグローバル展開を推進しているほか、Bt oBビジネスの 事業拡大など証券業以外の収益源の創出に取り組み、収益基盤の多様化を進めています。

( 3) システム開発及び運用におけるグローバル体制の強化

 当社グループは、2012年3月期より中長期事業戦略「グローバル・ビジョン」に着手しており、当社グループにお けるオンライン証券業のシステムをグループ内で開発する計画を進めています。特に当社グループの主要な収益源で あるマネックス証券株式会社のシステムをグループ内で開発することを決定したのは、単に外部のシステム会社への 委託を内製に置き換え開発コスト低減を狙ったものだけではなく、より差別化された競争力の高い商品を提供するた めのシステムの迅速な開発を可能にすること、並びに開発したシステムを自社の資産としてBt oBビジネスの収益源と することを企図しています。

 グループ内でシステム開発を行うために、専門知識及び技術を有する人材やノウハウの獲得を進め、計画に沿って コストを適切に管理しながら実行していくこと、並びに内製化に伴う品質管理体制及びリスク管理体制の強化にも取 り組んでいます。

( 4) 最先端の金融・I T技術を活かしたサービス開発

 当社グループはインターネットを基盤に個人投資家に対して金融サービスを提供しています。インターネットに関 連した技術動向及びインターネットを基盤に成立しているサービスについて知見を深め、最先端の金融・I T技術を個 人投資家の視点で取り入れ、商品・サービスを継続して開発・提供していくことが競合他社との差別化を生むことに なります。当社グループは、金融・I T技術を活かし個人投資家の資産形成の手法やライフスタイルをよりよくするよ うな、未来志向のオンライン金融サービスを提供していくことを目指しています。

( 5) ROE及び企業価値の向上

 当社は、事業戦略の実行により利益を成長させると同時に、株主資本を適切な水準でコントロールすることで、 ROE(親会社所有者帰属持分当期利益率)を向上させながら、当社グループの企業価値を増大させることを目指して おり、その実現のために、経営資源を最適に配分し利益を最大化することと、証券業を主要な事業とする金融グルー プとして良好な財政状態を保つことの双方のバランスを取ることが重要であると考えています。

(15)

4【事業等のリスク】

 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可 能性のある事項については、以下のようなものがあります。

 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものです。

( 1) 法的規制について  ( 日本における法的規制)

 ① 金融商品取引業者登録及び自己資本規制比率について

子会社のマネックス証券株式会社は、金融商品取引法の下で第一種金融商品取引業者としての登録を受けていま す。

内閣総理大臣は、金融商品取引業者が金融商品取引業又はこれに付随する業務に関し、法令等に違反した場合に は、当該金融商品取引業者の登録の取り消し、業務停止等の行政処分を出すことができる監督・規制権限を有して います。

また、第一種金融商品取引業者には、金融商品取引法及び金融商品取引業等に関する内閣府令に基づき、自己資 本規制比率という健全性の指標が設けられています。

仮に、業務停止命令や登録取消等の事態に至った場合、及び第一種金融商品取引業者であるマネックス証券株式 会社が、かかる一定の自己資本規制比率を維持できなかった場合には、当社グループの業績に重大な影響を与える 可能性があります。

 ② 金融商品の販売等に関する法律、消費者契約法について

金融商品の販売等に関する法律(金融商品販売法)は、金融商品の販売等に際しての顧客の保護を図るため、金 融商品販売業者等の説明義務及びかかる説明義務を怠ったことにより顧客に生じた損害の賠償責任並びに金融商品 販売業者等が行う金融商品の販売等に係る勧誘の適正の確保のための措置について定めています。

消費者契約法は、消費者契約における消費者と事業者との間に存在する構造的な情報の質及び量並びに交渉力の 格差に着目し、一定の場合に、消費者が契約の効力を否定することができる旨を規定しています。

上記法令に適合していないと認められる事象が発生し、顧客から当該事象を理由として訴訟等が提起された場合 には、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。

 ③ 今後の法的規制の変更について

日本における金融商品取引等に関連する法的規制は、今後も、より広範な規制内容へと変更される可能性があり ます。かかる規制内容の変更に伴う事業領域の縮小、追加コストの発生、あるいは責任範囲の拡大があった場合に は、当社グループの各種業務・財務方針や当社グループの顧客の取引動向に影響を与える可能性もあり、適時適切 な対応がとれない場合には、当社グループの事業に支障をきたし、ひいては当社グループの競争力低下や業績に影 響を与える可能性があります。

 ( 海外における法的規制)

 ① 金融事業者としての登録・免許について

海外においては、米国では当社子会社のTr adeSt at i on Sec ur i t i es , I nc . 及びI BFX, I nc . が一定の金融事業を行 うために法令上必要となる登録を受けており、また、香港特別行政区では当社子会社のMonex Boom Sec ur i t i es ( H. K. ) Li mi t ed及びBoom. c om Li mi t edが一定の金融事業を行うために法令上必要となる免許を受けているほか、そ の他の国においても当該国に所在する子会社が同様の登録又は免許を受けています。

海外各国又は地域における規制当局は、金融事業者が金融事業にかかる法令等に違反した場合には、当該事業者 に対して、罰金及び登録・免許の取消等の処分を行うことができる権限を有しています。

仮に、登録・免許の取消等の事態に至った場合には当社グループの業績に重大な影響を与える可能性がありま す。

(16)

 ② 自己資本に関する規制について

Tr adeSt at i on Sec ur i t i es , I nc . 、I BFX, I nc . 、Monex Boom Sec ur i t i es ( H. K. ) Li mi t ed及びBoom. c om Li mi t ed その他金融事業を行う当社の海外子会社には、それぞれの所在地において適用される法令等に基づき、一定以上の 自己資本を維持することが求められています。これらの適用を受ける各子会社が、かかる自己資本の維持に関する 規制に反した場合には、金融事業を行うために必要となる登録・免許を取り消され、事業の継続が不可能となる場 合があり、当社グループの業績に重大な影響を与える可能性があります。

 ③ 今後の法的規制の変更について

海外における金融事業に関連する法的規制は、今後も、より広範な規制内容へと変更される可能性があります。 かかる規制内容の変更に伴う事業領域の縮小、追加コストの発生、あるいは責任範囲の拡大があった場合には、当 該規制を受ける子会社の各種業務・財務方針や顧客の取引動向に影響を与える可能性もあり、適時適切な対応がと れない場合には、当該子会社の事業に支障をきたし、ひいては当社グループの競争力低下や業績に影響を与える可 能性があります。

( 2) 株式市況等の影響について

当社グループにおいて、収益の大部分は委託手数料が占めています。当連結会計年度において、営業収益のうち約 50%が委託手数料でした。過去においても、証券業を営む子会社の顧客による売買注文数、売買取引量は、株式市況 等の影響を受け、大きく増減しました。

個人投資家の売買動向は市況に連動しており、また市況の将来予測は困難であるため、当社業績が株式市況の影響 をどの程度受けるかの将来予測は困難であり、当社株価の変動を招く可能性があります。

特に、当社グループは現時点においては主に日本国内及び米国国内で事業を展開しており、日本及び米国の株式市 場が低迷した場合には、当社グループの業績及び当社グループの成長見通しに影響を与える可能性があります。

( 3) 事業の拡大戦略について

当社グループは、事業のグローバル化、商品・サービスの拡充等による事業拡大戦略をとっています。事業の拡大 にあたっては、専門知識を有する人材の確保やシステム等のインフラ整備の必要があり、これら人材の確保やインフ ラ整備が適切に行えず、又はコストの増大につながるといった可能性があります。さらには、新商品・サービスの提 供内容やタイミングが顧客に受け入れられない可能性もあります。また、海外を含めた事業活動の拡大により当社グ ループが現段階では予測できないリスクに直面する可能性があり、これらリスクを当社グループが克服し、新しい事 業分野において競合他社より優位に立てるとの保証はありません。加えて、当社グループが行おうとするビジネスモ デルや業務方法に関し、当社グループの事業計画が現段階では予測できない法的制約を受ける可能性もあります。

( 4) 顧客に対する与信について

当社グループが取り扱う信用取引、先物・オプション取引、FX取引及びCFD取引では、顧客に対する信用供与が発 生し、株式市況、為替市況等の変動によっては顧客に対する信用リスクが顕在化する可能性があります。

当社グループにおいては、顧客による取引の仕組の理解やリスク管理を促すための努力を重ねており、さらに過去 の取引や市場動向に基づきリスクの特定とモニタリングを行っていますが、今後も市況等の急激な変動が発生し、担 保有価証券を処分した場合及び決済損が発生した場合等不足金が生じるケースにおいて顧客からこれを十分回収でき ない可能性があり、その場合には当社グループの業績に影響を与える可能性があります。

( 5) 引受業務について

マネックス証券株式会社では、引受業務の拡充に積極的に取り組んでいますが、有価証券の引受けを行う場合には 引受責任が生じます。マネックス証券株式会社は、公募・売出残株が生じないよう慎重に引受金額等の決定を行って いますが、引受けた有価証券を販売することができない場合、公募・売出残株の株価動向によっては、損失を被る可 能性があります。また、同社は慎重な引受審査を行っていますが、引受業務の対象となった企業に不祥事が生じた場 合、同社に対する信頼の低下、顧客からの損害賠償請求等の可能性があります。これらの場合には、当社グループの 業績に影響を与える可能性があります。

(17)

( 6) 自然災害等について

当社グループの主要な拠点において地震、津波等の自然災害、火災、停電、コンピュータウィルス、テロ攻撃等が 発生した場合に備えた事業継続計画の策定を推進する等、有事の際の対応策を事前に検討していますが、自然災害等 の発生による影響を完全に防止できる保証はなく、自然災害等による物的、人的損害が甚大である場合には、当社グ ループの事業運営に深刻な影響を及ぼす可能性があります。

( 7) 個人情報の保護について

当社グループの事業展開上、個人情報の保護に関する法律の遵守は重要な経営課題です。

当社国内グループ各社においては関連する社内規程を整備の上、役員及び従業員への教育及び実務の整備等に取り 組んでいます。当社国内グループ各社がその顧客情報を取り扱う業務を外部に委託する場合には、外部委託先に対し て顧客情報の目的外利用を禁止し、あるいは秘密保持義務を課す等、その保護、管理には細心の注意を払っていま す。また、海外子会社においても、現地における個人情報保護法制に準拠した適切なコンプライアンス体制を構築し ています。しかしながら、グループ各社において不測の事態によって個人情報の外部漏洩や不正利用が発生した場合 には当社グループとして責任を問われる可能性があり、当社及び当社グループの信用低下や損害賠償請求等により、 当社グループの業績に影響を与える可能性があります。

( 8) 当社グループにおけるシステムの運営及び開発について

マネックス証券株式会社及び当社グループにおける金融事業者では、顧客による取引注文の大部分をインターネッ トを通じて受注し、一連のコンピュータ処理システム及び取引所等や第三者への接続を通じて取引を執行していま す。そのため、システムの不具合、処理能力不足、通信回線の障害、停電、自然災害、コンピュータウィルスやハッ カーの侵入等によるシステムの機能不全に陥った場合には、事業に重大な支障が生じるおそれがあります。また、マ ネックス証券株式会社は、バックオフィス業務並びに取引にかかわるシステム処理業務の一部を第三者に委託してお り、委託先のサービス提供がシステムの障害等により中断した場合には、顧客に対するサービスの提供を中断する か、又は運営コストを増大させる可能性があります。

当社グループ各社は今後もシステムの安定稼動を業務運営上の重要課題と認識し、様々な対策を講じてまいりま す。しかしながら、何らかの不備、あるいは現段階では予測できない原因によりシステム障害や不正侵入が発生した 際に、当社グループの適切な対応が遅れる、又は適切な対応がなされなかった場合には、当社グループの信用低下や 損害賠償請求等により当社グループの業績に影響を与える可能性があります。

また、当社グループは顧客に提供する情報サービスにかかるシステムの一部を開発しています。これらのシステム 開発の進行が遅れることにより、顧客へのサービス提供の開始時期の遅延、又は既存サービスの中断が生じた場合に は、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。

( 9) 顧客への市況等の情報提供について

当社グループ各社が顧客に提供する企業情報や株価情報等は、情報提供業者等から契約に基づいて提供されていま すが、提供業者との契約が維持できなくなった場合や情報提供システムのシステムダウン等により顧客に対して市況 等の情報を提供できなくなった場合には、顧客の信頼を失って顧客が離反し、当社グループの業績に影響を与える可 能性があります。

( 10) 外国為替の変動について

当社グループは、米国及び香港を中心に海外における事業展開を進めています。海外子会社の業績についてはそれ ぞれの通貨の期中平均レートを用いて円換算し、連結損益計算書を作成します。当連結会計年度において、営業収益 のうち海外子会社が占める割合は約30%でした。

これらの海外子会社の収益及び費用は、為替の変動の影響を受け、当社グループの業績に影響を与える可能性があ ります。

(18)

( 11) 他社との競合について

当社グループは、引き続き厳しい競争環境に置かれています。また、競合他社による、株式委託売買手数料率の引 下げや、FX取引におけるスプレッド幅の縮小等により競争環境が一層激化することも予想されます。

当社グループは、独自性のある総合金融サービスの提供を明確に打ち出すことによりグローバルレベルにおける優 位性を確保することを方針としています。しかし、こうした他社との差別化戦略が当社の期待どおりに実現しない場 合には、顧客の離散等、当社グループの競争力及び収益に影響を与える可能性があります。

( 12) のれんを含む無形資産の減損について

当社は、Tr adeSt at i on Gr oup, I nc . 及びオリックス証券株式会社等の買収に伴うのれんを含む無形資産を連結財政 状態計算書に計上しています。

2013年3月期においては米国セグメントについてのれんの減損損失を認識していますが、今後においても、業績悪 化等によりのれんを含む無形資産について減損処理を行う必要が生じ、これにより当社グループの業績に影響を与え る可能性があります。

5【経営上の重要な契約等】

契約会社名 相手方の名称 国名 契約内容 契約期間

マネックス証券株式 会社(連結子会社)

日興システムソ リューションズ株式 会社

日本

金融商品取引にかかる 情報システム処理を委託

2005年5月1日から1年間 但し、1年間の自動更新条項あ り(注)

(注)自動更新条項に基づき契約延長中です。

6【研究開発活動】

 該当事項はありません。

(19)

7【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものです。 ( 1) 重要な会計方針及び見積り

 当社グループは、中長期戦略である「グローバル・ビジョン」の下、グローバルなオンライン金融機関グループの 創造を目指して、日本・米国・中国の3拠点を中心とした事業展開を推進しています。このような中、財務情報の国 際的な比較可能性を向上させるため、I FRSに準拠して連結財務諸表を作成しています。

 当社は、連結財務諸表を作成するに当たり重要な判断や見積りを行っています。これらの見積りは実際の結果と異 なる場合があります。当社が採用した重要な会計方針及び見積りについては、第5 経理の状況 1 連結財務諸表 等 (1)連結財務諸表 連結財務諸表注記「3. 重要な会計方針」に記載のとおりです。

( 2) 当連結会計年度の経営成績の分析

 当連結会計年度は、日本の株式市場の売買代金が増えたことにより受入手数料が33, 542百万円(前連結会計年度比 64. 7%増)と伸びたことから、営業収益は54, 722百万円(同51. 6%増)に増加しました。また、有価証券投資の売却 等が前連結会計年度比で減少したことにより、その他の金融収益が2, 305百万円(同52. 5%減)となりました。さら に、その他の収益が59百万円(同96. 7%減)と大きく減少しましたがその理由は前連結会計年度に企業結合に伴う負 ののれん発生益を計上していたためです。その結果、収益合計は57, 086百万円(同33. 6%増)となりました。  一方、販売費及び一般管理費は、日本の株式取引が増えたことによる取引関係費の増加、及びシステム関連費用の 増加等により、34, 981百万円(同15. 2%増)となりました。また、その他の費用は439百万円(同85. 4%減)と大き く減少しましたがその理由は前連結会計年度に米国セグメントにおけるのれんの減損損失を計上したためです。その 結果、費用合計は40, 191百万円(同12. 4%増)となりました。

 以上の結果、税引前利益は16, 895百万円(同141. 4%増)、当期利益は10, 356百万円(同165. 1%増)となりまし た。また、非支配持分を除いた親会社の所有者に帰属する当期利益は10, 354百万円(同165. 4%増)となりました。

( 3) 当連結会計年度の財政状態の分析

 当連結会計年度末の資産については、現金及び現金同等物、預託金及び金銭の信託、信用取引資産、有価証券担保 貸付金などの増加により資産合計が929, 431百万円(前連結会計年度末比247, 238百万円増)となりました。また、有 価証券担保借入金、預り金、受入保証金などの増加、社債の発行や長期借入の実行等による資金調達により負債合計 が848, 731百万円(同246, 239百万円増)となりました。

 資本合計は、自己株式の取得5, 514百万円、配当金の支払4, 064百万円により減少したものの、当期利益で10, 356百 万円増加し、さらに、円安により在外子会社の換算差額が増え、その他の資本の構成要素が増加した結果80, 701百万 円(同999百万円増)となりました。

( 4) 当連結会計年度のキャッシュ・フローの分析

 当連結会計年度のキャッシュ・フローは営業活動による支出8, 256百万円(前連結会計年度は20, 510百万円の支 出)、投資活動による収入5, 960百万円(同401百万円の収入)及び財務活動による収入35, 998百万円(同30, 395百万 円の収入)でした。この結果、当連結会計年度末の現金及び現金同等物は84, 855百万円(前連結会計年度末比34, 715 百万円増)となりました。

 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 ( 営業活動によるキャッシュ・フロー)

 当連結会計年度における営業活動のために支出した資金は、8, 256百万円になりました。

 受入保証金及び預り金の増加により67, 582百万円、有価証券担保貸付金及び有価証券担保借入金の増減により 8, 886百万円の資金を取得する一方、信用取引資産及び信用取引負債の増減により32, 180百万円、預託金及び金銭の 信託の増加により62, 900百万円の資金を使用しました。

( 投資活動によるキャッシュ・フロー)

 当連結会計年度における投資活動により取得した資金は、5, 960百万円となりました。

 有価証券投資等の売却及び償還により23, 458百万円の資金を取得する一方、有価証券投資等の取得により12, 771 百万円、無形資産の取得により4, 026百万円の資金を使用しました。

( 財務活動によるキャッシュ・フロー)

 当連結会計年度における財務活動により取得した資金は、35, 998百万円となりました。

 長期借入債務の調達により87, 516百万円の資金を取得する一方、短期借入債務の増減により14, 403百万円、長期借

(20)

( 5) 経営成績に重要な影響を与える要因

 当社グループの主たる業務は株式の取次業務であります。当連結会計年度の営業収益に対する委託手数料の割合は 約50%でした。収益源の分散を進めていますが、株式の取次ぎは当社の主要業務であることには変わりありません。 このため相場環境など外部の要因の影響を受ける可能性が大きいと考えています。

( 6) 今後の見通し

 当社グループは、国内外の証券取引所の合従連衡の動きや個人投資家の投資選好のボーダーレス化が加速する環境 をふまえ、グローバル水準による商品・サービスの強化に加えて、顧客基盤及びビジネス領域のグローバル化を進め ています。現在、日本、米国、中国それぞれの証券ビジネスを強化し伸張させていくことに加え、FXビジネスのグ ローバル展開を推進すること、及び先端的な米国の資本市場において評価の高い米国子会社独自の技術開発力をグ ループ全体に活用し、買収シナジーを創出していくことが当社グループの中長期的な戦略です。具体的には、自社開 発によりグローバル・プラットフォームを構築し競争力あるビジネス基盤とコスト抑制を実現することや、先端技術 を用いた取引サービスの個人投資家への提供を進めることで、顧客の投資効率の向上及び新規顧客・預かり資産の取 り込みにつなげていく計画です。

(21)

第3【設備の状況】

1【設備投資等の概要】

 当社グループの主要な事業所につきましては、日本において、当社及びマネックス証券株式会社の本社の他に、マ ネックス証券株式会社の営業所を2箇所設置しています。

 また、米国において、Tr adeSt at i onSec ur i t i es , I nc . 、Tr adeSt at i onTec hnol ogi es , I nc . の本社及び各拠点を設 置しています。

2【主要な設備の状況】

 当社グループにおける主要な設備は、次のとおりです。 ( 1) 提出会社

2014年3月31日現在

事業所名 (所在地)

セグメント の名称

設備の内容

帳簿価額(百万円)

従業員数 ( 人)

備考

建物 その他 合計

本社

(東京都千代田区)

日本 その他設備 73 50 124 30

賃借物件であ ります。

( 2) 国内子会社

2014年3月31日現在

会社名

事業所名 (所在地)

セグメント の名称

設備の 内容

帳簿価額(百万円)

従業員数 ( 人)

備考

建物 その他 合計

マネックス証券 株式会社

本社

(東京都千代田区)

日本

その他 設備

− 4 4 51

賃借物件で あります。 日本橋営業所

(東京都中央区)

日本

その他 設備

155 301 455 131

賃借物件で あります。 八戸営業所

(青森県八戸市)

日本

その他 設備

7 16 23 75

賃借物件で あります。

( 3) 在外子会社

2014年3月31日現在

会社名

事業所名 (所在地)

セグメント の名称

設備の 内容

帳簿価額(百万円)

従業員数 ( 人)

備考

建物 その他 合計

Tr adeSt at i on Sec ur i t i es , I nc .

本社他

(アメリカ合衆 国 フロリダ州 他)

米国

その他 設備

1 16 17 241

賃借物件で あります。

Tr adeSt at i on Tec hnol ogi es , I nc .

本社他

(アメリカ合衆 国 フロリダ州 他)

米国

その他 設備

309 376 686 259

賃借物件で あります。

(注)1.帳簿価額には消費税等は含まれていません。 2.建物には建物附属設備の帳簿価額を記載してます。 3.その他は器具備品などの帳簿価額を記載しています。

3【設備の新設、除却等の計画】

(22)

第4【提出会社の状況】

1【株式等の状況】

(1)【株式の総数等】 ①【株式の総数】

種類 発行可能株式総数(株)

普通株式 880, 000, 000

計 880, 000, 000

②【発行済株式】

種類

事業年度末現在 発行数(株) (2014年3月31日)

提出日現在 発行数(株) (2014年6月23日)

上場金融商品取引所名 又は登録認可金融商品

取引業協会名

内容

普通株式 287, 680, 500 287, 680, 500

東京証券取引所 市場第一部

単元株式数 100株

計 287, 680, 500 287, 680, 500 − −

(2)【新株予約権等の状況】  該当事項はありません。

(3)【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】    該当事項はありません。

(4)【ライツプランの内容】  該当事項はありません。

(23)

(5)【発行済株式総数、資本金等の推移】

年月日

発行済株式 総数増減数

(株)

発行済株式 総数残高

(株)

資本金増減額 (百万円)

資本金残高 (百万円)

資本準備金 増減額 (百万円)

資本準備金 残高 (百万円) 2009年11月30日

(注)1

△26, 569 2, 318, 118 − 8, 800 − 17, 828 2010年1月17日

(注)2

673, 002 2, 991, 120 − 8, 800 23, 844 41, 672 2010年10月12日

(注)3

140, 000 3, 131, 120 1, 593 10, 393 1, 593 43, 266 2010年12月27日

(注)4

65, 685 3, 196, 805 − 10, 393 − 43, 266 2012年3月30日

(注)1

△200, 000 2, 996, 805 − 10, 393 − 43, 266 2013年5月31日

(注)1

△120, 000 2, 876, 805 − 10, 393 − 43, 266 2013年10月1日

(注)5

284, 803, 695 287, 680, 500 − 10, 393 − 43, 266 (注)1.自己株式の消却による減少です。

2.オリックス証券株式会社との株式交換に伴う新株発行によるものです。

3.2010年10月12日を払込期日とする公募による新株式発行を行い、発行済株式数が140, 000株、資本金及び資本 準備金がそれぞれ1, 593百万円増加しています。

4.2010年12月27日を効力発生日とするBOOMグループ合併準備合同会社との合併を行い、当社普通株式1:BOOMグ ループ合併準備合同会社持分65, 685の合併比率により株式を交付し、発行済株式総数が65, 685株増加していま す。

5.2013年9月30日の株主名簿に記載又は記録された株主に対し、1株につき100株の割合をもって株式分割して います。

(6)【所有者別状況】

2014年3月31日現在

区分

株式の状況(1単元の株式数100株)

単元未満 株式の状況

(株) 政府及び

地方公共 団体

金融機関

金融商品取 引業者

その他の 法人

外国法人等

個人その他 計 個人以外 個人

株主数(人) − 31 43 150 178 53 50, 793 51, 248 −

所有株式数 (単元)

− 259, 817 112, 419 971, 442 698, 195 590 834, 274 2, 876, 737 6, 800

所有株式数の 割合(%)

− 9. 03 3. 91 33. 77 24. 27 0. 02 29. 00 100. 00 −

(注)1.「その他の法人」の欄には、株式会社証券保管振替機構名義の株式が2単元含まれています。

   2.2013年6月22日開催の第9回定時株主総会において、100株を1単元とする単元株制度の採用に係る定款変更 について決議し、2013年10月1日付で1単元の株式数は1株から100株となっています。

参照

関連したドキュメント

38,500 円(税抜 35,000 円)を上限として、販売会社がそれぞれ別に定める額、または一部解約請求受

のれんの償却に関する事項 該当ありません。.

事業セグメントごとの資本コスト(WACC)を算定するためには、BS を作成後、まず株

Google マップ上で誰もがその情報を閲覧することが可能となる。Google マイマップは、Google マップの情報を基に作成されるため、Google

町の中心にある「田中 さん家」は、自分の家 のように、料理をした り、畑を作ったり、時 にはのんびり寝てみた

2001 年に、米国財務会計基準審議会(FASB)から、SFAS 141 および SFAS 142 が公表 され、のれんの償却が廃止されてから、まもなく

を長期間にわたって継続適用することにより︑各種の方法間の誤差が次第に減少し︑各種の方法によって求められた

・本書は、